ゴマ

お休みをとって家にいようと施術日であろうと、私はいつもゴマを持ち歩いて食べてます。
もう炒ってある「炒りゴマ」というのを用いてますが、ダイレクトにそのまま食べられて、めんどうがなくてとてもいいです。
口寂しいとき、小瓶をあおって口に流しこみ、ガムみたいにカミカミしてます。いまもこれを書きながら、さかんにやってます。このこってりした香ばしさが大好きなのです。だいたい食べはじめると止まらなくなります。

色は黒、白、金とあるようですが、私は白ばかり。
黒いのは表皮が固くてバリバリしすぎてるようで、イマイチ面白くないので、白派になりました。

ポケットにも入るプラスチックの小瓶に、毎晩寝る前に明日の分として、一杯に入れて、バグにしまっときます。
あくる日、晩ご飯を食べるころにはなくなってますが、このあいだ調べてみたら、160g入りの袋が、ちょうど4日でなくなりましたので、1日40g食べてる勘定になります。
別に量を決めてるわけではないのですが、まあそのくらいが私には適量のようです。

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さて、私個人の嗜好はそのくらいでおいといて、その成分について考えてみましょう。
手もとにあるいくつかの資料を読み比べてみると、まず出てくるのはゴマはコレステロールを溶かしてくれる、不飽和脂肪酸であるということ。
健康診断でコレステロール値が高く出て、もっと下げなきゃダメだと、お医者に言われてるような方には、おすすめの食材です。

それから、ゴマリグナンというのが太字で出てきますね。
ゴマリグナンは、ゴマにふくまれる抗酸化物質の総称です。
よく知られているセサミノールとかセサミン、セサモリンなどいくつも種類があるようです。
セサミノールは、私が食べてるゴマには少なくて、ごま油を工業生産する過程でつくられます。
したがって、ごま油にはたっぷりふくまれています。

しかし、私と同じように食べるのだけが好きという方も、ぜんぜん心配はいりません。
ゴマにはセサミノールになる手前の前駆物質が豊富で、食べると、腸内細菌がそれをセサミノールに変えてくれますから。

セサミノールの効果については、検証実験の結果、強烈な抗酸化作用があることがわかってます。
そのうえ、肝臓に直接はたらきかけるという特異な面をもっていて、肝臓のリフレッシュが常に可能だそうで、その結果、美肌、強壮、老化防止など、長い目でみた全身的効果が期待できるというわけです。

抗酸化作用が強いわけですから、当然ガンには効くでしょう。
抗ガン剤などで衰弱した方には、強壮の意もこめておすすめしています。

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