気功はやらないでください

通常、気功はガンを刺戟し怒らせ、増悪をまねくように感じます。
人からその種の武気を受けるだけでもよくないと思われます(→ わたしの術法について)が、ご自分でおこなうのはもっとよくないでしょう。
そのように思わない方はもちろんご自由におやりいただけばよいのですが、少なくとも、当院施術を受けている間は併用してやらないでください。よろしくお願いいたします。

とくに肺ガンの方はやらないでください。
意図して肺をふくらませるだけでも肺胞の循環がよくなりすぎてガンを元気にしてしまうのではないかと思われるのに、はげしい武息などおこないますと、短期間に急激かつ無残な増悪という結果にいたります。
ふだん無意識におこなっている、おだやかで自然な呼吸あるのみです。

肺ガンの方の実例ですが、施術を受けるようになってからずいぶんと調子よくなっていたのに、あるとき突然変調をきたし、息苦しくなり、のどさえつまりそうになってしまったことがありました。
きいてみると、気功を習いはじめ、外気功というのをやってもらったとのこと。そしてご自分でも呼吸法というのをやってみたのでしょう。
おそらくは肺ガンだから肺を元気にしようと考えてのことだったと思われますが、たいへんな失策です。

気功はガンが消えてなくなった後、健康増進のためにおこなってください。
生兵法はケガのもととはいいますが、ガンを相手にしているときにシロウト考えでよけいなことをやりはじめますと、ケガではすまず、命とりになってしまいます。

この方の場合、2週間ほど習って実践しただけであり、たまたまその増悪したときに、うまいぐあいにキャンセルがあって2時間連続で施術を受けることができたため、なんとか沈静化させることができてことなきを得ましたが、ガンをお持ちの方はどういう治療を受けるにせよ、当ホームページの「注意事項」のすべてをよく読んで、禁忌としていることを絶対にやらないでくださいね。
たいへん危険です。


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